理想の職場は自分にしか作れない
皆さん、こんにちは。
すっかり秋ですね。
そよ風に乗って来る金木犀の香りは本当に何ともセンチメンタルな気持ちになります。
毎年同じ時期に台風や秋雨があり、あっという間に散り始めてきましたが。
散ってもまたいとをかし♡
さて、先日久々に会ったクライアントさん。
自分のサロンを始めようと動き始めているものと思っていたら、お勤めのお仕事に戻られていました。
サロンを開きたいという思いはありつつも、現実的な障害(場所とか)があって、マッサージサロンを転々とされていたんですね。
でも、段々と働き辛さの方が大きくなってきて、最近務め始めたところは、今まで以上にトンデモな職場だったようです💦
まるで3年前の自分を見ているようでした…
私もシンガポールから日本に帰国してからとりあえずは、求職中にゼロになったお金をまた作るために企業に就職しました。
シンガポールのゆる~い労働倫理の中に何年もいたため、外資系の企業ばかりを受けていたにも関わらず、なんと採用されたのは唯一受けた日系企業の1社だけ!若そうな会社だからまぁ何とかなるかと思いきや、いざ入社してみると母体となる会社はとても古く、こてこての日本気質だったのです💦OMG!!
日本での電車通勤というのも初めてだったし、朝礼や昼礼、1分単位で時間を管理される環境が窮屈で仕方なく、案の定9か月でおさらば。苦笑
体はボロボロです…
当時はレインドロップのマッサージをいつか自分のサロンで!と思っていたので、その基礎となるスキルをサロンで学ばせてもらおうと今度は都内のヘッドスパ&マッサージサロンでパートで働き始めました。が、接客や営業の仕方やサービスが、私の思い描いていたものと全く違ったのです。(勉強になった部分もありましたよ)
しかもある日私のミスに対して怒鳴られて、後日退職しました…(ちょうどアデプトを受ける日程を決めた直後のことでした。すでに動き始めてましたね笑)
セラピスト歴の長い知り合いに相談すると、「あなたの理想とするサロンは、探し続けても見つからない」と言われたことで、「あぁ、もう今から自分で始めてしまった方がいいんだな」と決心することができました。
自宅サロンって、何年もサロンで働いて熟練した人が独立して開くものだと思っていたのですが、顧客ゼロ経験ゼロから始める方も意外といることを知り、とあるマッサージスクールの先生に相談した時も「それは可能だ」と仰っていて、「じゃあやってみるか」となったんですね。
ここで次の課題となったのが「どうせ私なんて…」という自己肯定感の低さです。これを上げていく方法はいろいろありますが、最終的に私のガイドさんの言葉が背中を押してくれ、これは今でも私の支えになっています。
それは、「家が隣同士の人が、全く同じサービスを提供していても、<絶対に>お客さんの奪い合いにはならない。なぜなら、自分と契約(縁)のあるお客さんしか来ないから」ということ。
これで、「私よりうまい人なんてたくさんいるし、ベテランの人の方がいいに決まってる!」という考えも少しずつ変わっていきました。
実際に始めて、地道にブログやHPで自分のことを知ってもらうちに、自分からサービスを受けたいと思ってくれる人が来てくれるということもわかってきました。(お客様のカラーもわかってきたような感じがします)
そのためにはまず、始めることが大事ですよね。
~まとめ~
自分の理想とする職場や仕事は自分にしか作り出せない。
そして、やるべき事の方に背中を押されている時というのは、やるべきでない方(この場合、「人の下で働く」)で逆風や破壊が起きやすいですね。笑 私の場合、ちょうど土星回帰(サターンリターン: 人生の軌道修正が行われる時期)とも重なったからでしょうか。私が仮に、日本に帰って来てからも、シンガポールの時のようにリモートOKで人も仕事内容も最高!な会社に出会ってしまっていたら、いまだに平凡な会社員を続けていた可能性も!
それでは本当にやるべき事・天命からどんどん遠ざかり、遅れをとってしまうので、やっぱり破壊が起きたら無理に流れに背かないのが一番!と私は思います。
(今日3年前に作ったビジョンボードをちょうど見つけたのですが、今と全く違っていて驚き!「健康的な生活を送る」とかは同じだけど、仕事のビジョンがこの3年でかなりスケールアップしたことを実感しました。当時は、「アロマ」でしか活躍できないと考えていたみたいです😅)
シンプルに心惹かれることをやってみる。障害と思っていることも、絶対に突破口があるはず。
(事実、こちらのクライアントさんですが、その後時間貸しでマッサージができる場所が見つかったんですよ~✨)
今の状況が本当に苦しい、とか似たような状況の方がいたら、そろそろ決断の時が迫っているということかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
最近おすすめの1曲♪
アイルランドの民謡ってなぜ心揺さぶられるのでしょうか…🥺✨